日本オリンピック委員会(JOC)は3日、北京冬季五輪のスノーボード女子代表、芳家里菜(Rina Yoshika)が練習中の激しい転倒で脊椎を負傷し、大会を棄権することを明らかにした。
スロープスタイルとビッグエアに出場予定だった22歳の芳家は、雲頂スノーパーク(Genting Snow Park)のスロープスタイルコースでジャンプからの着地で転倒し、救急車で搬送された。
JOCによると、芳家は脊椎を損傷したもののまひはないという。大会での競技は断念し、必要な治療を終え次第日本へ帰国する。
4日に開会式を迎える北京五輪は、中国でも特に降雪量が少ない地域で行われるため、ほぼ全面的に人工雪に頼ることになる。
先日には、女子スロープスタイルで五輪2連覇中のジェイミー・アンダーソン(Jamie Anderson、米国)が、北京冬季五輪のコースは「防弾の氷」のようだと表現し、人工雪の上を滑走するのが「怖くなった」とコメント。「会場はほとんどが人工雪だと思うから、あまり理想的ではない」とし、「絶対に転倒したくない」と話していた。
芳家選手の気持ちを考えると気の毒です。大事に至らないことを祈ります。
別のニュースで米国のジェイミー・アンダーソンが人工雪が固すぎて絶対転倒したくない。とコメントしているように、雪の降らない北京で開催されるオリンピックは、スキー、スノボ選手にとって危険極まりない大会になるかもしれん。
これ以上選手たちが怪我無く大会を終えられるよう願いたい。
天然雪であれば、結果は違ったかもと、どうしても考えてしまう。
開催地のオリンピック委員会やIOCは、事故原因の調査と再発防止、人工雪に問題がなかったか等を検証して発表すべきです。事故原因によっては、補償をしっかりして、トップが責任を取るべきです。
もし、明らかに問題がある雪質なのであれば、選手達には、競技よりも命を優先して欲しいです。スノーボードもスキーも大変危険な競技です。
出場辞退しても、誰も責めませんし、メダルよりも身体や命の方がよっぽど大切です。
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