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〝暗黒謝罪〟の衝撃!高梨沙羅失格で大波紋のジャンプ混合団体…1回目にスーツ規定違反により失格になった

 あの夜、張家口で何が起きていたのか。高梨沙羅ら女子の有力選手5人がスーツ規定違反で失格になる前代未聞の事件が起きた7日のスキージャンプ混合団体戦。選手側と測定担当者との言い分が食い違う中、新証言が続々と寄せられ、さらに波紋を広げている。



試合後、ジャンプ競技のマテリアルコントロール責任者でポーランド人のアガ・ボンチフスカ氏は、ノルウェー紙「VG」に対し「新たな測定の手順は一切踏んでいない」と主張した。しかし、シリエ・オプセトが失格したノルウェー代表のブラーテン監督は、今回の測定の仕方がいかに異質だったかを詳細な情報とともに同紙に明かした。


通常の測定では、選手は腕を体から30センチほど横に向けて伸ばして待つが、問題の日は腕を頭の上に置いたままだったという。「そうすると、スーツのフィット感が変わってくる。全然違うんだ」と力説。また通常、検査は1人で行うが、この時はなぜか3人もいたという。同監督は「少なくとも5人の選手が違う方法でやっていたと話す情報がある。しかもそれを体験しているのは、彼女たちだけなのだから」と〝通常運転〟を主張するボンチフスカ氏に真っ向から反論した。


突然この試合だけ違うやり方で測定していたならば、国際スキー連盟(FIS)側の明らかな落ち度となる。実はFIS内部からも異を唱える声が上がっている。


元ドイツ女子代表監督で現FISマテリアル委員会、ジャンプ委員会委員のアンディ・バウアー氏は、ドイツメディア「シュツットガルト・ゼイタン」で運営側を批判。「もし測定方法が変更された場合、チームとコーチは事前に知らされなければならない。あれはスキャンダルだ!」。さらに「選手がうずくまり、泣き、完全に取り乱している。世界最大のスポーツの舞台で、選手たちのこんな姿を映してはいけない。我々のスポーツにとって大きなイメージダウンだ」と〝身内〟を厳しく非難した。


新たな動きが真相究明につながるか。


〝高梨ショック〟の余波が広がっている。


北京五輪スキージャンプ混合団体で、1回目にスーツ規定違反により失格になった高梨沙羅が8日深夜、インスタグラムを投稿。「メダルのチャンスを奪ってしまったこと、応援してくれたファンや携わってきてくれた周囲を失望させてしまい誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。「謝ってもメダルは返ってくることはなく責任が取れるとも思っておりませんが、今後の私の競技に関しては考える必要があります」と自身の進退にも言及した。


投稿画面は真っ黒で、内容も悲痛な叫びとあって、コメント欄には「自分を責めないで」と心配の声が次々と寄せられている。


一体なぜ、今回の〝悲劇〟が起きてしまったのか。ジャンプ用スーツなどの開発を手掛けるミズノは取材に「現在、確認中でお答えできることはありません」とコメントした。混合団体では高梨を含め計5人もの失格者が出た。原因がスーツにあったのか、それとも測定方法だったのか。検証の必要性が叫ばれるなか、高梨ら涙を流した選手の、強力な〝援軍〟となりそうなのが国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長だ。


ノルウェースキー連盟のエリック・ロステ会長が同国紙「VG」に語ったところによると、今回、初採用された混合団体をバッハ会長が観戦。混乱に目を丸くしていたという。


ロステ会長は「何が起こったのか、間違いなく話題になっている。スキー大国の選手たちがなぜ棄権になったか、みんな不思議に思っている。IOC(会長)も、それについて『何が起こったのか?』『どうすべきなのか?』と質問している」


五輪種目としての信頼が揺らぎかねない事態とあって、バッハ会長から原因究明の厳命が下りそうだ。

〝暗黒謝罪〟の衝撃!高梨沙羅失格で大波紋のジャンプ混合団体…1回目にスーツ規定違反により失格になった 〝暗黒謝罪〟の衝撃!高梨沙羅失格で大波紋のジャンプ混合団体…1回目にスーツ規定違反により失格になった Reviewed by RichKid on 2月 09, 2022 Rating: 5

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