水曜日に始まった大会は第2ラウンドが終了した。トータル13アンダーのトップに、世界ランク1位のジョン・ラーム(スペイン)、ジャスティン・トーマス、アダム・シェンク(ともに米国)の3人が並んだ。
第1日に96位と出遅れた松山英樹は1イーグル、6バーディー、3ボギーの67で回り、通算5アンダーに伸ばし、35位に浮上した。前日は左足負傷の影響でなかなかスコアを伸ばせなかったが、この日は前半から猛チャージ。スタートの10番パー5でいきなりバーディーを奪うと、14番パー4はグリーン手前からチップインバーディー。さらに15番パー4では10メートル以上の長いパットを決め波に乗った。さらに16番パー4、17番パー5と4連続バーディー。18番でボギーをたたくも、32で折り返した。
後半は4番パー4で2個目のボギーをたたいたが、続く5番パー5では2オンからイーグル。6番パー4でボギーとするが、最終9番パー5で2オンからイーグルパットをピン20センチに寄せ楽々バーディー。スコアを5つ伸ばし、5アンダーで96位から35位に順位を上げ決勝ラウンドに進んだ。
「あんまり良くなかったが(14番の)チップイン、(15番の)ロングパットが入ってくれて、それがきっかけになって流れに乗れました」と振り返った。それでもショットに関しては「最悪とはいいたくないが、そんな感じ」と納得はしていない。9年連続出場となったこの大会は、19年に3位になったこともある。13アンダーで首位のA・シェンク、J・トーマス、J・ラームと8打差で迎える決勝ラウンドに向け「差はあると思うが、伸ばせれば、このコースなのでいい争いができると思うので、そこを目指して頑張りたい」と決意を語った。
以下、トータル12アンダー・4位にキャメロン・トリンガーリ、トータル11アンダー・5位にピーター・マルナッティ(ともに米国)が続く。トータル9アンダー・6位タイにジェイソン・デイ(オーストラリア)ら5人がつけている。
3カ月ぶりの復帰戦を戦うダスティン・ジョンソン(米国)は、トータル7アンダー・17位タイで3日目に入る。トータル2アンダーのブライソン・デシャンボー、リッキー・ファウラー(ともに米国)らが予選落ちとなった。
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