秋篠宮家の長女眞子さんが26日、大学時代の同級生小室圭さんと結婚した。同日午前、婚姻届を提出し、受理された。皇籍離脱したことで「小室眞子さん」となる。
宮邸を離れる際には、秋篠宮ご夫妻と妹の佳子さまに見送られ、佳子さまとは抱き合って別れを惜しんだ。母・紀子さまもうっすら涙ぐんいるように見えた。
とりわけ印象深かったのは佳子さまとのあいさつ。佳子さまは両手を大きく広げて姉・眞子さまを大きく包み込み、眞子さまも佳子さまを抱きしめた。仲良し姉妹として、眞子さまの誕生日映像でも仲睦まじい姿を見せたばかり。姉妹の絆を感じさせた一コマだった。
この姉妹ハグにネットも感激の声が。「ほんとにグッときちゃった」「佳子さまのハグが涙を誘います」「佳子さまと眞子さまのハグは泣ける」「姉を見送る妹の普通の光景すぎてちょっとくるものあった」「姉妹ってうらやましいな」などの声が上がっていた。
一般人と違い、姉妹は今後気軽に会えない“距離感”に置かれる。皇室ライターは「小室さんとの結婚をめぐっていろいろあったが、佳子さまは最初から最後まで眞子さまの味方だった。姉妹仲は非常に良く、これから自由に会えない“関係”になるのは辛いのではないか」と心中を察する。
眞子さまはパスポート取得後、小室さんが生活する米国に向かう予定だ。
姉妹の惜別のハグにネット上も「ジーンときた」「幸せになって欲しい」と大反響。この時ばかりはアンチも閉口するほかない。
眞子さんはこのあと小室さんと都内ホテルで記者会見を行う。
その後、車に乗り込んだ眞子さまをご一家は、小さく手を振って見送られた。
眞子さまは、薄いブルーのツーピース姿。パールのネックレスに、手にはチューリップのような花のブーケを手にしていた。
宮内庁職員が婚姻届を提出した後、2人は午後に都内のホテルで記者に心境などを語る。
皇族の結婚は2018年の高円宮家の三女守谷絢子さん以来。秋篠宮さまが「多くの人が納得し、祝福している状況ではない」と判断したことなどから皇室慣例の儀式・行事は行われず、天皇、皇后両陛下へのあいさつなども儀式ではなく私的に行われた。皇籍離脱に伴う「一時金」は眞子さまの意向で支給されない。
天皇陛下や上皇さま、皇族の身分関係は一般の戸籍とは異なる「皇統譜」に登録されている。女性皇族が一般人との婚姻届を自治体に提出すると新たに戸籍が作られ、眞子さまの場合は「小室眞子さん」となって名字を名乗る。一方、皇統譜には皇籍を離脱した旨が記載される。今回は27日に宮内庁の西村泰彦長官らが皇統譜に眞子さまの皇籍離脱を登録する。
眞子さまの結婚で皇室は男性5人、女性12人の計17人となる。

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