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東京都議選、中央政界の反応は…自民に衝撃も…都民ファーストto

 東京都議選は4日投開票され、前回選で大敗した自民党が現有議席を上回るものの、伸び悩む展開となっている。小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は議席を現有45から減らす見通しで、第1党の維持は困難と見られる。毎日新聞の情勢調査では、自民と選挙協力をした公明党は厳しい戦いで、目標としていた自公で過半数の実現は微妙な情勢だ。都議選の結果は秋までに実施される衆院選にも影響する可能性がある。投票率は前回(51・28%)を下回る見込み。



毎日新聞の6月26日の情勢調査では、自民は獲得議席が50を超える可能性も出ていた。しかし都民フの追い上げの影響などで、それを下回りそうな情勢だ。逆に都民フは最大でも20前後と見られていたが、上回る可能性がある。


都議選は定数127。42選挙区に271人が立候補し、新型コロナウイルス対策や東京オリンピック・パラリンピックのあり方が主な争点になった。


自民は小池氏と全面対決した末に議席を減らした前回選を踏まえ、昨年7月の都知事選で独自候補擁立を見送り、対決を避ける姿勢に転換。前回選で都民フと連携した公明党とも選挙協力を結んで準備を進めた。連日のように党幹部や閣僚が応援に入り、国政選挙並みの態勢で臨んだ。



都民フは今回、小池氏不在で選挙戦に挑んだ。現職の約7割は「小池旋風」が吹いた前回選で初当選した議員。選挙戦では小池氏のシンボルカラーの緑を選挙活動で取り入れるなどしながら、小池氏とのつながりを前面に出した。告示後は、リードしていた自民との差を徐々に詰めていった。


23人を擁立した公明は、8回連続の全員当選を目指した。しかし新型コロナの感染拡大に伴い、支持母体の創価学会の集票活動が思うように展開できなかった。選挙期間中は山口那津男代表ら幹部が連日、街頭で支持を訴えたものの、一部の選挙区では終盤まで苦戦が続いた。


共産党と立憲民主党は、1、2人区を中心に候補者を一本化する「野党共闘」が実現。共産はいち早く五輪中止を明確に打ち出し、新型コロナが拡大する中での大会開催に不安を抱く層への支持拡大を図った。立憲は得票を伸ばして議席を現有の8から増やす見通しだ。ただし、共産との関係に支持団体の連合が拒否感を示しており、衆院選に向けて懸念も残っている。



■自民党内の反応は


自民党内では当初、「50議席は取れるだろう」という楽観論もあっただけに、それを下回りそうだとの情勢が伝えられ、「こんなに負けるのか」と衝撃が走っています。


自民党本部には、午後8時現在、二階幹事長や山口選対委員長らが入り、戦況を見守っています。党本部に入った自民党幹部の1人は険しい表情のまま、「厳しくなりそうだ」と記者団に語りました。


当初、都議選の序盤に自民党が行った情勢調査では、自民党は50議席以上を狙えるとの結果が出ていました。こうしたことから、政権幹部も「自公で過半数は、間違いなく取れるだろう」と語るなど、一時は楽観的なムードすら広がっていました。



しかし、雰囲気を一変させたのは小池都知事が過労を理由に静養を発表したことです。自民党の幹部職員は「小池さんへの同情票が都民ファーストに流れている。予想外の展開だ」と危機感をあらわにしました。


ある政権幹部は、数日前には「45議席は取れるだろう」と余裕を見せていましたが、4日になって一転、「何とか40議席は確保したい」と語りました。


こうした情勢を受け、自民党内では、秋までにある衆議院選挙への影響を心配する声が上がっています。ある自民党若手議員は「菅総理のままで衆院選を戦えるのか、という声は出てくるだろう」と指摘しています。



■野党側の受け止め


ある立憲民主党幹部は「小池百合子、恐るべし」と語り、都民ファーストの勢いが予想以上だったことを強調しました。


今回の選挙戦では、立憲民主党と共産党は多くの選挙区で候補者が競合しないようにすみ分け、事実上の選挙協力を行いました。こうした戦略が功を奏して、両党は堅調な戦いをしていますが、立憲民主党幹部は「ここにきて都民ファーストと立憲・共産が競り合う展開となっている」と指摘しています。


野党にとっても、今回の選挙が衆院選に向けた選挙協力の試金石となるだけに、その結果に注目しています。



衆議院選の前哨戦と言われた割に低い投票率に驚きました。この背景にはどの政党も魅力ある論点や政策を提示出来なかったことがあるでしょう。各政党においては反省すべきポイントです。今回の選挙は、熱烈に支持された政党がいないという意味では、勝者なき選挙とも言えます。どの政党も真摯に反省して、衆議院選の時には魅力ある公約を提示することを期待します。都知事への同情票があったかも知れませんが、それを勝利の理由や敗北の理由にしてては、その政党の未来はありません。

東京都議選、中央政界の反応は…自民に衝撃も…都民ファーストto 東京都議選、中央政界の反応は…自民に衝撃も…都民ファーストto Reviewed by RichKid on 7月 05, 2021 Rating: 5

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