東京オリンピックの開会式に招待されていた安倍前総理が出席を見送ることが分かりました。
これは複数の関係者が明らかにしたものです。安倍前総理は総理大臣辞任後に大会組織委員会の名誉最高顧問に就任していて、あす行われる東京オリンピックの開会式に招待されていました。
去年3月には新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、“完全なかたちで開催を目指す”として大会の1年延期を提案していて、ある大会関係者は「このことに責任を感じているのではないか」と話しています。
大会組織委員会は開会式が無観客になったことを踏まえ、会場に入る関係者の人数をおよそ950人に絞り込んでいます。
これに対し、ネットでは国民からの“怒り”の声が上がっている。
《「コロナに打ち勝った証としてのオリンピック開催」を世界に約束していたのに、開会式からも逃げ出すとは心底卑怯な男だ》
《何もせず国会議員をまだ続けている、もう少し元総理なら国会議員を続けているのならコロナ対策やオリパラにも協力したらどうだ!》
《マリオになっていちばんはしゃいでたのはあんたでしょ》
2016年のリオデジャネイロ五輪閉会式に「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに扮して登場した安倍氏。まさに、4年後の開催を“誰よりも楽しみにしていた人物”であったはずだが……。
「当時はコロナ禍についてなど知る由もありませんが、2020年に『完全な形で開催する』と宣言していたのは安倍氏です。『最後まで見届けるべきでは』という声は各方面から上がっています」(政治部記者)
無責任な言動は、マリオも許さないはずだが……。
2年以上の延期か中止をという識者や国民の声を無視して自分の利益のためだけに1年延期を決め、しかも「コロナに打ち勝った証としてのオリンピック開催」を世界に約束していたのに、開会式からも逃げ出すとは心底卑怯な男だ。
現在の東京オリンピックの惨状はこの男と自公政権の失政の結果ではあるが、開会式からも逃げ出したことはこの人物がその責任の一端さえも引き受ける気が無いことの証といえるだろう。
さらに、7月18日に台湾のオードリー・タン氏の訪日中止と報じられた記事 「オードリー・タン氏、訪日中止 開会式出席制限「感謝の心変わらず」」において、「国際オリンピック委員会(IOC)が14日、各国の五輪委員会に対し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開会式への出席は選手以外は各国の首脳や五輪委員会幹部らに制限すると通知した」とあります。名誉最高顧問が(実務を行う実質的な)幹部に該当するか否かは不明です。

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