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静岡で竜巻が発生、10棟以上が全半壊…ある意味恐ろしい

 気象庁は1日午後8時過ぎ、静岡県中部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられると発表した。



静岡市消防局や牧之原市役所によると、牧之原市布引原(ぬのひきはら)地区を中心に突風が起き、少なくとも10棟以上が全半壊し、3人が軽傷を負ったという。市内では電柱が数本倒壊し、車が10台ほど横転しているという。多くの家屋で屋根瓦が飛んだり、窓ガラスが割れたりもした。1世帯2人が「自宅が倒壊した」として、市内の公民館に自主避難している。


静岡県警などには同日午後6時半ごろ、竜巻が発生したとの通報が相次いだ。中部電力によると、同市や周辺の菊川市、御前崎市など約4千戸で停電が発生しているという。


牧之原市布引原地区の平屋建てに住む70代女性は「午後6時半くらいから急に天気が悪くなり、7時過ぎに外で『ダーン』と音がした」。午後10時ごろに隣人から「屋根に角材が刺さっている」と言われて確認すると、太さ10~15センチくらいの角材が屋根を突き破り、屋根裏まで達していた。周囲が暗いため、被害の全容はわからない。「こんな被害は初めて」と話した。



同地区に空き家を持っているという同市内の60代女性は、空き家の隣に住む親族から午後7時すぎ、「窓ガラスが割れている」と連絡があった。車で向かう際、茶畑に囲まれた県道を走ると、電線が垂れ下がって通れなくなっている箇所がいくつもあったという。


空き家は、1階の大きな窓ガラスが2枚割れ、近くの親族宅は屋根の瓦が飛ばされていた。近くでは、電柱が倒れていた。周辺は明かりが少ない場所で、「朝になってみないと、どれくらいの被害になっているか分からない」と心配そうに話した。



同地区のJA静岡経済連の「牧之原物流センター」の職員によると、農薬を保管している大型倉庫の屋根がはがれ、3カ所あるシャッターも破損した。周辺には「とにかく、いろいろなものが飛んできて散らかっている」と話した。


同市坂部地区に住む主婦(33歳)は、午後6時半ごろ、自宅で料理中に大きな音を聞いた。2階に上がって外を見ると、自宅を囲うフェンスが横倒しになり、近くの電柱も折れていた。「かつて聞いたことのないような大きな音で死ぬかと思った」と話した。


同地区に住む男性会社員(47歳)は、家族と買い物に出ていた。近所に住む親から「家が突風で壊れた。急いで帰ってこい」と言われ、慌てて自宅に戻った。2階の窓は割れ、家の中は家具などが横倒しになっていた。「今夜、寝られる部屋がない。どうしよう」と途方に暮れていた。



静岡県では1日午後、伊豆地方をはじめに対象地域を広げながら、竜巻注意情報が断続的に発表されていた。前線を伴った低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んだことに加え、この時期としては強い寒気が列島の上空に入っていたこともあり、西日本から北日本の広範囲で大気が不安定な状態となっていた。


昨日はEHIという竜巻予測に使う指標が高い値を示し、全国どこかで竜巻が起こるだろうと予測を立てていました。こういった指標などをもとに気象庁は竜巻の恐れが高いと判断し、各都道府県に「竜巻注意情報」を連発していた状態で、実際に竜巻の発生した静岡県でも、事前に竜巻注意情報が出ていました。


竜巻がいつどこで発生するかのピンポイントの予測は難しいですが、竜巻が発生しやすい状況になっているかどうかはわかります。それを基に「竜巻注意情報」が出ているので、これが出たら建物の中に入ってください。家の中でも、2階より1階、窓のない狭い部屋がより安全です。海外ではバスタブの中にいて助かった例があります。

静岡で竜巻が発生、10棟以上が全半壊…ある意味恐ろしい 静岡で竜巻が発生、10棟以上が全半壊…ある意味恐ろしい Reviewed by RichKid on 5月 02, 2021 Rating: 5

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