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台湾産バナナが基準値6倍の農薬検出…台湾が中国の農家勧誘に反発

 中国が台湾の農家を対象に、中国での営農を奨励する施策を打ち出し、台湾側が反発している。



中国は今月から台湾産パイナップルの輸入を一方的に禁止。一連の動きは、敵視する民進党・蔡英文政権への硬軟織り交ぜた揺さぶりとみられ、台湾の農業当局は「技術流出などのリスクが極めて高い」として、勧誘に乗らないよう呼び掛けている。


中国の国務院台湾事務弁公室は17日、台湾の農家や農業法人を対象とした22項目の優遇措置を発表。中国で農業を営む場合、農地利用や資金調達、補助金などで「内国民待遇」を与える内容だ。農業分野の中台融合を促すのが狙いとみられる。



台湾の農業委員会(農水省)はこの動きについて、「表向きは優遇策をうたっているが、その実は台湾の人材や資本、技術を吸収するのが目的だ」と分析。中国は過去にも同様の「優遇策」を何度も繰り出しており、「全く新味がなく、新しく包装し直しただけ」と批判している。


農業委は、中国に進出する農家や法人はごく少数にとどまると見込んでいるが、呼び掛けに応じた少数の農家が、ブランド品種や栽培技術を中国に持ち出すことを懸念。台湾産パイナップルの禁輸も、「(中国に流出した)台湾のブランド品種を栽培する中国の農家を保護することが真の目的」(同委幹部)とみており、種子や苗木などを不正に持ち出した場合の罰則導入を検討している。 



台湾産パイナップルの輸入記録の更新が確実となるなか、台湾産バナナから基準量以上の農薬が“発見”され、東京の輸入業者によって自主回収、破棄されていたことが判明した。


13日の台湾・中央通信の報道によれば、東京の輸入業者が今月1日から3日まで小売店に卸した台湾産バナナから、殺菌剤のピラクロストロビンが、日本の基準値(0.02ppm)の6倍にあたる0.12ppmが検出された。輸入業者はバナナを自主回収し、日本国内で廃棄した。


日刊ゲンダイ既報(3月6日付)の通り、中国がこれまでに輸入した台湾産パイナップルから強力な害虫が発見されたことを理由に今月1日から全面禁輸。台湾民進党・蔡英文政権は「大陸による台湾いじめだ」として、台湾島内での消費、対外輸出の拡大で大陸の全面禁輸に対抗した。



日本の台湾偏愛主義者が爆買いを進め、輸入量は新記録達成が確実な状況になっている。こうしたなか、パイナップルと並ぶ台湾の主力農産輸出商品であるバナナから基準値を超える殺菌剤が検出されたことは、パイナップル輸出にも水を差しかねない。


「案の定、といった感じですね。台湾の農産品輸出時の検査は、害虫、農薬とも甘いんです。政権は“バナナの今後の対日輸出には影響しない”と言っていますが、強がりでしかありません」


台湾で果実輸出に従事した経験を持つ在台邦人は、今回の一件をそう見た。

台湾産バナナが基準値6倍の農薬検出…台湾が中国の農家勧誘に反発 台湾産バナナが基準値6倍の農薬検出…台湾が中国の農家勧誘に反発 Reviewed by RichKid on 3月 20, 2021 Rating: 5

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