衛藤晟一領土問題担当相は終戦の日の15日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。閣僚の参拝は4年ぶりで、記者団の一部から「中韓からの反発が予想されるが」と質問されると、衛藤氏は「われわれの国の行事として慰霊を申し上げた。中国や韓国からいわれることではないはずだ。そういう質問のほうが異常だ。こういうことを七十何年間続けてもしようがないのではないか」と述べた。
中国国営新華社通信は15日、小泉進次郎環境相ら4人の閣僚が靖国神社を参拝したことについて、「中国は一貫して日本の要人の誤った行動に断固反対している」と批判する記事を配信した。
記事は「侵略の歴史を直視し、深く反省するよう日本に促す」と主張した。
新華社は4人の閣僚による参拝は「安倍政権で最多」と強調。小泉環境相に関しては「父、小泉純一郎氏が首相在任中、何度も参拝した」と伝えた。また、安倍晋三首相が全国戦没者追悼式の式辞でアジア諸国への損害に触れなかったことを挙げ、「戦争の罪や責任に対する反省に言及しなかった」と指摘した。
75年前の玉音放送を聞けば、参拝の意味が分かる。歴史をきちんと勉強してからモノを言え。そして、内政干渉するな。
現在の国の政治家が過去の戦死者や戦争指導者を追悼するのは当然であり、これを軍国主義正当化や侵略正当化と結び付けて「参拝するな」というのは内政干渉でしかありません。
小泉環境大臣は終戦の15日、靖国神社を参拝したことについて、「どの国だろうと、その国のために尊い犠牲を払った方々に、心からの敬意と哀悼の誠をささげるのは当然のことではないでしょうか」と話した。
小泉環境大臣は15日午前8時ごろに靖国神社を参拝。その後、環境省で会見を開き、「いち衆議院議員であろうと、大臣であろうと二度と戦争を招いてはいけないという思いは変わらない」と話した。
その上で、「大臣になったからといって躊躇はなかった。毎年8月15日に当選以来続けていることで、それをしっかり続けていきたい」と述べた。
元東京都知事の石原慎太郎氏が15日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。参拝後、拍手で迎えた参拝者らに向けて「首相は当たり前だけど、天皇陛下に参拝していただきたい。なぜ参拝してもらえないのか」と訴えた。
石原氏は、靖国神社に近い日本武道館で全国戦没者追悼式が営まれていることに触れ「一足伸ばして、天皇陛下と首相はなぜ参拝しないのか。何で遠慮してるんだ」と主張すると、参拝者らから「その通りだ」などの声があがった。
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