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中国、豪雨でレアアース工場・肥料会社に直撃弾…洪水ですでに深刻な被害を受けている

 中国で100年ぶりとなる歴代級の豪雨が世界経済に及ぼす影響に対する懸念が拡大している。代表的なものが中国産レアアースと肥料だ。


25日の日経アジアンレビューとロイター通信などの報道を総合すると、今回の豪雨で中国のレアアース・肥料工場の相当数が浸水した。浸水していない所は追加被害を防ぐため稼動を止めており生産に影響が出ている。


日経によると、中国のレアアース生産会社の盛和資源の場合、洪水で3億9000万元~5億2000万元の損害を受けたと推定した。損害規模が伝えられ24日に同社の株価は7.9元まで下がり、前週より11%下落した。


昨年の中国のレアアース生産量は13万2000トンで、世界の生産量の3分の2に達する。レアアースはスマートフォン、コンピュータスクリーンなど電子機器だけでなく、戦闘機など先端軍事兵器にも使われる金属だ。日経は今回の洪水により世界のレアアース供給に支障が出ると予想した。


ただし、随分昔に中国がレアアースの輸出を制限すると言った時に、世界は中国に頼らないレアアースの入手ルートを開拓したんだよね。そして中国のレアアース価格は暴落した。日本は3年分のレアアースを備蓄してると言うから、そんなに慌てないと思う。


一方、肥料会社である四川和邦生物科技も生産基地が浸水し、被害額が3億5000万元に達すると発表した。別の企業である福華集団は中国のリン酸塩生産の24%を占める。リン酸塩は肥料と動物飼料に使われる原材料だ。


今回工場被害が大きかった理由は相当数が揚子江と近接しているためだ。実際にリン酸塩肥料工場の大多数が揚子江から3キロメートル以内にあった。これらは揚子江中下流にある湖北省と四川省に集中していた。工場が川岸に集まっているため同時多発的に被害を受けたのだ。一部では洪水への備えもまともにされていない川岸周辺に工場を作るよう許可した当局を批判する声も出ている。


中国の大規模洪水は除草剤市場にも影響を及ぼす見通しだ。


除草剤などに使われる化学物質であるグルホシネートの中間財を生産する中国の以太科技集団が最近の洪水被害で工場を閉鎖すると、グルホシネート価格は7月に前月比10%上昇した。


除草剤・肥料供給が円滑に進まなければ今後農業分野にも打撃が予想される。


そうでなくても中国の農地は洪水ですでに深刻な被害を受けている。中国当局によると、今回の洪水により北朝鮮の全森林面積に相当する603万ヘクタールの農地が被害を受け、このうち19%の114万ヘクタールでは収穫物を全く取り出すことができなかった。


この3カ月にわたり続いた中国の洪水で被災者は6300万人以上発生した。中国国営CCTVによると、直接的な経済損失額は1789億元に達するという。


こうした中、中国国営新華社通信は24日、洪水被害が大きかった四川地域に再び洪水警報が発令され被害が予想されると報道した。四川省当局は5号洪水の際に足が水に浸った中国最大の石仏である楽山大仏に土嚢2600個を積んで仏像の毀損に備えた。

中国、豪雨でレアアース工場・肥料会社に直撃弾…洪水ですでに深刻な被害を受けている 中国、豪雨でレアアース工場・肥料会社に直撃弾…洪水ですでに深刻な被害を受けている Reviewed by RichKid on 8月 26, 2020 Rating: 5

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