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帰国できない「ニセコ外国民」 コロナで解雇、航空券高騰、再就職も困難

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、海外からの新規渡航は厳しく制限されている。札幌では外国人旅行者の姿をすっかり見かけなくなったが、ニセコ地域には、シーズンオフの今も多くの外国人がいる。

手作りマスク販売でしのぐ

昨年11月に来日した英国人のスチュアート・バックランドさん(30)は、北海道倶知安町の旅行代理店を3月中旬に解雇された。母国に帰ろうにも航空券の価格が高騰して手が届かず、1週間の出費を2千円にまで切り詰めて生活している。同じ英国人のベイヤー・ジェラルディンさん(32)は勤めていた幼稚園を離職後、手作り布マスクの個人販売で糊口(ここう)をしのぐしかないという。

「ニセコ地域では140人を超える外国人が職を失ったまま、今も足止めされている」。ニセコ町で治療院を営むオーストラリア出身のブレント・バーコさん(40)が地域にとどまる外国人にインターネットを介して連絡したところ、多くは帰国も困難な状況にあった。

北海道知事に支援の手紙

バーコさんはこうした窮状をまとめ、4月下旬に鈴木直道知事に手紙で支援を求めた。「農家の手伝いや奉仕活動と引き換えに、社会保障の権利を与えてほしい」。地元産業や行政の協力も得て、残った外国人を救えないかと声を上げる。

異国に残り、奮闘を続ける多くの外国人たち。コロナ禍は、世界中からあらゆる人が集まることで発展する国際リゾートの姿を浮き彫りにしている。国内の感染拡大が収束に向かっても、国境をまたいだ自由な人の移動が制限され続ける限り、ニセコ地域の日常は戻らない。

北海道がなかなか終息しない理由がわかります。東北よりも北陸よりもずっと国際化しているのです。足止めされているこの方はお気の毒です。でも、その足止めがなくなる日は、つまり、海外からやってくる日です。北海道は、第2波も他の地方よりも大きくなるでしょう。
帰国できない「ニセコ外国民」 コロナで解雇、航空券高騰、再就職も困難 帰国できない「ニセコ外国民」 コロナで解雇、航空券高騰、再就職も困難 Reviewed by RichKid on 5月 21, 2020 Rating: 5

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