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金正恩委員長が乗っていたレクサス、安保理が名指しした制裁対象品

20日間にわたり姿を見せていなかった北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が姿を現した平安南道順川のリン酸肥料工場完工式会場では、1台の黒い車が目を引いた。金正恩委員長がよく乗っている独ベンツ社のマイバッハS600リムジンではなく、スポーツタイプ多目的車(SUV)だった。朝鮮中央テレビは2日、金正恩委員長がこのSUVの右側後部座席ドアのすぐ前で上着の首元のボタンを外して会話する様子を報道した。

専門家らは、この車を日本車レクサスのSUVモデルであるLX570だと見ている。朝鮮中央テレビの映像に映っている車両右側の車輪の中央にレクサス特有の「L」という文字をかたどったエンブレムがあるほか、後部座席の窓の形状などの外観がレクサスのLX570モデルと一致するというのだ。

外交消息筋は「この車はわずか1週間ほど前、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁委員会が年次専門家パネル報告書で制裁違反項目として名指ししたぜいたく品だ。金正恩委員長は安保理制裁をあからさまにあざ笑っている格好だ」と語った。

対北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが各国政府の協力や独自調査を経て作成・発行した今年の報告書によると、金正恩委員長の専用車として密輸されたLX570は2017年8月以降生産されたもので、5.7リッター・エンジンが装備されているという。日本での販売価格は1135万円だ。

報告書などによると、2018年9月、平壌を訪れた文在寅(ムン・ジェイン)大統領を乗せた金正恩委員長の専用車マイバッハS600は6カ国を経由して密輸された、とされている。北朝鮮機関の職員らがイタリアの業者を通じてドイツの工場で車を購入し、イタリア→ロッテルダム(オランダ)→大連(中国)→大阪(日本)→釜山(韓国)→ナホトカ(ロシア)→平壌(北朝鮮)と推定されるルートで運んだというのだ。高級乗用車はぜいたく品に分類されており、北朝鮮への輸出が禁止されている。

金正恩委員長は昨年7月、短距離弾道ミサイル発射を視察した時、安保理の対北朝鮮制裁品である約120万円台のスイス製高級時計を身に着けていたと伝えられた。朝鮮中央テレビが公開した当時の映像によると、金正恩委員長が発射の様子を見るため双眼鏡を持ち上げた時、左手首に金色の枠の腕時計が映っている。専門家らは、この時計のベゼル(時計の枠)の比率やラグ(時計のバンドを固定する部分)の形状などを分析し、スイスIWC社の「PORTOFINO AUTOMATIC」(ポートフィノ・オートマティック)という製品だと分析した。この製品は1万1700スイスフラン(約130万円)相当だという。

ぜいたく品のブランド時計は国連安保理の対北朝鮮制裁決議第2270号で北朝鮮への輸出が禁止されるぜいたく品リストに含まれている。青少年期をスイスで過ごした金正恩委員長は高級時計などスイスのブランドを好むと言われている。
金正恩委員長が乗っていたレクサス、安保理が名指しした制裁対象品 金正恩委員長が乗っていたレクサス、安保理が名指しした制裁対象品 Reviewed by RichKid on 5月 04, 2020 Rating: 5

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