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アビガンの危険な副作用…安倍首相はなぜアビガンを勧めるのか

日本の安倍晋三首相が、自国で開発された薬剤「アビガン」を新型コロナウイルス感染症の治療薬として広報することに熱を上げている。しかし、アビガンは新型コロナウイルス感染症の治療効果が証明されていないばかりか、肢体不自由児を出産するかもしれないという副作用があることが分かった。

「安倍首相が『アビガンは新型コロナウイルス感染症の治療効果がある』と主張している姿は、まるでドナルド・トランプ米大統領がマラリア治療薬でクロロキン系のヒドロキシクロロキンを新型コロナウイルス感染症の治療薬として広報しているのと同じだ」と米紙ニューヨーク・タイムズが5日(現地時間)、報道した。

アビガンは日本の富士フイルムの子会社「富士フイルム富山化学」が新型インフルエンザ治療薬として開発した薬だ。安倍首相は先月7日の記者会見で「アビガンは既に120例を超える投与が行われ、症状改善に効果が出ているとの報告も受けている」「アビガンの備蓄量を現在の3倍、200万人分まで拡大する」と述べた。トランプ大統領との電話会談や主要7カ国(G7)首脳会談でもアビガンの使用を積極的に勧めた。

しかし、「アビガンが新型コロナウイルス感染症に効果があるという確かな証拠はない」と、ニューヨーク・タイムズ紙は報じている。動物実験で、アビガンはエボラウイルスを治療するのには効果があったが、人間の病気も治せるという研究結果はまだないからだ。

さらに、アビガンには肢体不自由児が産まれる可能性(催奇形性)があるという副作用がある。安倍首相も今月4日の記者会見で、「(つわりを防ぐ薬)サリドマイドと同じような副作用がある」と言及した。サリドマイドとは、これにより1950-60年代に数千人の肢体不自由児が産まれて販売が禁止された薬物だ。

専門家は、アビガンにエボラウイルス治療薬のレムデシビルやぜんそく治療薬のシクレソニドのような新型コロナウイルス感染症治療の可能性がある複数の薬の候補の一つと見ているだけだ、と日本の共同通信は報じた。日本の自治医科大学の田村大輔准教授は「アビガンはほかの治療薬候補に比べて優れた効果を示しているわけではない」「副作用を十分に考慮した上で薬の使用を検討しなければならない」と語った。

しかし、安倍首相は今月末までにアビガンを使用した新型コロナウイルス感染症治療を許可するという計画を固守している。日本国内1000カ所の医薬品生産施設でアビガンの生産を開始したほか、日本の外務省は約80カ国がアビガンの購入意思を明らかにしたと伝えた。日本政府の統計によると、現在までに日本の医療施設1100カ所で新型コロナウイルスの患者2200人にアビガンを投与したという。中国は既に新型コロナウイルス感染症治療にアビガンを投与するよう使用を許可した。

日本の報道機関は安倍首相と富士フイルムの古森重隆会長が今年1月までよくゴルフをしたり、食事をしたりするなど、格別の関係だと報道している。菅義偉官房長官は、安倍首相がアビガンの使用を推奨していることと富士フイルム会長との関係については「何の関連性もない」と弁明した。
アビガンの危険な副作用…安倍首相はなぜアビガンを勧めるのか アビガンの危険な副作用…安倍首相はなぜアビガンを勧めるのか Reviewed by RichKid on 5月 07, 2020 Rating: 5

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